草津温泉のおすすめ宿・旅館ランキング|エリア別の選び方
群馬県に位置する草津温泉は、有馬・下呂とともに「日本三名泉」に数えられる名湯です。温泉街の中心「湯畑」では毎分4,000リットル以上の湯が湧き出し、pH1.8〜2.1という強酸性の泉質と硫黄の香りが訪れた人を包みます。江戸時代から続く伝統入浴法「時間湯」、夜に幻想的にライトアップされる湯畑の景色、標高1,200mの高原から望む雪見露天風呂と、草津にしかない体験が待っています。湯畑周辺の宿選び・泉質・モデルコース・アクセスを編集部が徹底ガイドします。
口コミ評価・泉質・ロケーション・コストパフォーマンスを総合して編集部が比較しました。料金・空室は変動するため、最新情報は各宿の予約ページでご確認ください。
読み込み中…
草津温泉の特徴
群馬県吾妻郡に位置する草津温泉は、有馬温泉(兵庫)・下呂温泉(岐阜)と並んで「日本三名泉」に数えられます。温泉街の中心「湯畑」では毎分4,000リットル以上の温泉が自然湧出し、絶えず湯煙と硫黄の香りが漂います。「草津よいとこ一度はおいで」という民謡が広く親しまれているように、古くから湯治場として全国から人々が集まってきた歴史があります。
草津温泉の泉源は大きく万代鉱・湯畑・白旗の3系統に分かれます。万代鉱源泉は泉温が特に高く成分が豊富で多くの宿が引き湯しており、湯畑源泉は硫黄成分が強く草津らしい香りが楽しめます。白旗源泉は他の2系統と比べてやや穏やかな酸性度で、「白旗の湯」共同浴場で体験できます。宿によって引いている源泉が異なるため、好みの泉質で宿を選ぶのも草津旅行の楽しみのひとつです。
草津温泉ならではの文化として、江戸時代から続く伝統入浴法「時間湯」が受け継がれています。湯長(ゆちょう)の号令に合わせて高温の湯に3分間浸かるという独特の作法は、湯治文化の生きた継承として観光客にも人気があります。また無料で利用できる共同浴場(地蔵の湯・千代の湯・煮川の湯など)が今も地域に残り、地元の人々の日常の湯として機能しているのも草津ならではです。
草津温泉の泉質と楽しみ方
草津温泉の主な泉質は酸性・含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉です。pH値は1.8〜2.1と国内でも屈指の強酸性で、独特の強い泉質として広く知られています。泉質の種類や選び方について詳しくは泉質でわかる温泉の選び方もご参照ください。
- 万代鉱源泉:泉温が約94℃と最も高く成分が濃い。草津の宿の多くが引き湯する主力源泉
- 湯畑源泉:硫黄成分が豊富で草津らしい香りが強め。湯畑周辺の共同浴場で使用
- 白旗源泉:3系統の中では比較的穏やかな酸性度。「白旗の湯」(共同浴場・無料)で体験できる
一般に、神経痛・筋肉痛・関節痛・皮膚疾患・慢性消化器病などへの効能が期待されると言われています。ただし刺激が非常に強いため、初めての方は短時間(1〜3分)の入浴から様子を見ることをおすすめします。
草津温泉のエリア・湯めぐりの巡り方
湯畑周辺|観光・利便性を重視した滞在に
草津観光の中心地で、飲食店・土産物店・体験施設が集まっています。チェックイン後すぐに湯畑を散策でき、「湯もみと踊りショー(熱の湯)」「御座之湯」「白旗の湯」もすべて徒歩圏内。はじめての草津旅行や1泊の短い滞在で効率よく観光したい方に最適なエリアです。
西の河原エリア|静かな湯宿でゆっくり過ごしたい方に
湯畑から徒歩15分ほどの静かなエリア。広大な「西の河原露天風呂」(男女混浴の大野天風呂)に近く、落ち着いた雰囲気の中規模旅館が多いです。喧騒から少し離れて温泉三昧の滞在をしたいカップル・夫婦旅行におすすめです。
山の手・ペンション街|コスパよく連泊したい方に
温泉街の外縁部に広がるエリアで、ペンションや小規模な宿が点在します。料金が比較的抑えられているため、スキー目的や連泊利用に向いています。車があれば問題なくアクセスでき、静かな環境で過ごせます。
共同浴場めぐりの楽しみ方
草津には無料で入れる共同浴場が複数あります。地蔵の湯・千代の湯・煮川の湯・白旗の湯・巽の湯など、それぞれ引いている源泉や泉温・雰囲気が異なります。宿の温泉だけでなく、時間を見つけて複数の共同浴場を渡り歩く「湯めぐり」が草津の旅を豊かにする楽しみのひとつです。
草津1泊2日モデルコース
【1日目】午後着・湯畑散策&伝統の湯体験
- 14:00 草津温泉バスターミナル着・チェックイン
- 15:30 湯畑周辺を散策。「湯もみと踊りショー」を観覧(熱の湯で1日数回開催)
- 17:00 宿の源泉かけ流し内湯で1回目の入浴(3分×2〜3セット)
- 18:30 夕食(群馬産上州牛・地元野菜の会席またはバイキング)
- 20:00 夜の湯畑ライトアップを散歩 → 「白旗の湯」(無料共同浴場)で2回目の入浴
【2日目】朝風呂・体験施設・帰路
- 06:30 早朝の「地蔵の湯」または宿の朝風呂でひと浴び
- 08:00 朝食後、チェックアウト前に荷物を預ける
- 09:30 「大滝の湯」で入浴&合わせ湯体験(段階的に温度が上がる浴槽)
- 11:00 バスターミナル周辺でお土産・温泉まんじゅう購入
- 12:00 帰路へ(バス→長野原草津口→特急またはバスで東京へ)
草津温泉へのアクセス(電車・バス・車)
電車+バス
東京・上野駅から特急「草津・四万号」で長野原草津口駅まで約2時間25分(直通)。長野原草津口駅からJRバスで約25分で草津温泉バスターミナルへ到着します。新宿・渋谷・池袋発の直通高速バスも1日複数本運行(所要約3〜3.5時間)されており、乗り換えなしで便利です。
車
関越自動車道・渋川伊香保ICから国道353号・145号経由で約80分。東名・東京ICからは約2時間30分が目安です。冬期(11月下旬〜3月)はスタッドレスタイヤ必須。各宿に駐車場あり(無料の宿が多い)。
お得な乗車券
JR東日本の「草津・四万フリー乗車券」は往復乗車券+現地バスがセットになっており、東京からのアクセスにコストパフォーマンスがよいです。旅行会社の宿泊付きバスツアーパックを利用すると交通と宿泊をまとめて手配できます。
ベストシーズンと見どころ
- 春(3〜5月):残雪と新緑が混在する高原の春。澄んだ空気の中で温泉を楽しめます。ゴールデンウィーク前後は特に混雑するため、平日利用がおすすめです。
- 夏(6〜8月):標高1,200mの高原立地のため夏でも最高気温が25〜28℃程度と涼しく、避暑地として人気。8月の「草津音楽祭」期間中は国内外からクラシック音楽ファンも訪れます。
- 秋(9〜11月):紅葉の10月が特におすすめ。高原の鮮やかな紅葉と温泉の組み合わせが格別です。10〜11月は予約が取りにくくなるため早めの確保を。
- 冬(12〜3月):雪見露天風呂と草津国際スキー場のゲレンデを同時に楽しめる冬は草津の醍醐味。湯畑に降り積もる雪の景色も幻想的で、スキー目的の旅行者で賑わいます。
目的別の宿の選び方
湯畑近くに泊まるなら
湯畑近くの和モダン旅館や、露天風呂付き客室のある宿を選ぶと特別感が増します。夕食は個室・半個室での会席料理が人気。西の河原エリアは静かで夜の雰囲気もよく、二人での湯畑散歩も楽しめます。誕生日・記念日プランを用意している宿も多いので予約時に確認を。
家族旅行・子連れ
大型旅館の広い大浴場や食事バイキングのある宿が子連れに便利です。ただし草津の泉質は強酸性のため、小さなお子様は短時間入浴(1〜2分)を心がけてください。混合泉の「大滝の湯」はpHが低く比較的やさしいため、子連れの場合はまずそちらを試してみましょう。
一人旅・湯治目的
草津は古くからの湯治場で、一人旅にも対応した旅館が点在します。無料の共同浴場(地蔵の湯・千代の湯・白旗の湯・煮川の湯など)を渡り歩く「湯めぐり」が定番スタイル。複数の源泉の違いを比べながらゆっくり温泉三昧が楽しめます。
草津温泉の露天風呂付き客室
草津温泉でも近年、露天風呂付き客室を設ける宿が増えています。強酸性の湯のため、客室の浴槽に引かれた源泉の系統(万代鉱・湯畑・白旗)を予約前に確認しておくのがポイントです。西の河原エリアや温泉街外縁の宿では、雪景色や星空を眺めながら二人だけで過ごせる離れスタイルの露天付き客室も点在しています。硫黄の香りが漂う草津らしい湯に身を沈めながら、日常を忘れた滞在が楽しめます。
スキー&温泉
草津国際スキー場は温泉街から車で約10分(シャトルバスあり)。ゲレンデ直結型の宿やスキーパック付きプランを利用すれば、日中はスキー・ナイターも楽しみ、夜は源泉かけ流しの温泉で体を癒すという充実した冬の滞在が実現します。
周辺観光・グルメ
観光スポット
- 湯畑:草津のシンボル。白い湯煙と木造の湯枠が描くノスタルジックな景観は日中も夜のライトアップも必見です
- 西の河原公園・露天風呂:広大な野天風呂と渓流沿いの公園を散策できる草津随一のスポット
- 熱の湯(湯もみ体験):「草津節」に合わせて長い板で湯をかき混ぜる「湯もみと踊りショー」を1日数回開催
- 草津ガラス蔵:温泉街にあるガラス工芸の体験工房と展示・販売。オリジナルのみやげ作りも楽しめる
- 草津国際スキー場:12〜3月は温泉&スキーを同時に楽しめる。ナイター設備も充実
グルメ
- 温泉まんじゅう:湯畑周辺の土産店で蒸したてを食べ歩きできる草津の定番
- 上州牛の溶岩焼き:群馬ブランド牛の上州牛を溶岩石で焼く草津名物料理
- 手打ちそば:吾妻郡はそばの産地。草津でも地粉を使った本格そばが楽しめます
- 温泉卵・地元野菜:高原野菜とともに宿の朝食や朝市で楽しめる地産食材
草津の宿を予約をお得にするコツ
草津温泉はシーズンによって予約の取りにくさと料金の差が大きい温泉地です。お得に予約するポイントをまとめました。詳しくは温泉宿をお得に予約するコツもご参照ください。
- 紅葉・スキーシーズンは3か月前から:10〜11月の紅葉期と12〜3月のスキーシーズンは予約が集中します。希望の宿・日程がある場合は早めに確保しましょう。
- 楽天トラベルのスーパーセールを活用:年3〜4回開催のセール時には宿泊料金に大幅割引が適用されることがあります。ポイント還元率も高い期間のためお得です。
- 平日・連泊でコスト削減:週末・祝日は料金が上がりやすく、平日プランや連泊割引を利用することで同じ宿でも費用を抑えられます。
- 引き湯している源泉を事前確認:草津は複数源泉があります。予約前に宿のページで引き湯している源泉(万代鉱・湯畑・白旗)を確認すると、好みの泉質の宿を選べます。
よくある質問
強酸性(pH1.8〜2.1)のため肌が敏感な方は最初は短時間(1〜2分)の入浴から様子を見ることをおすすめします。刺激の少ない混合泉「大滝の湯」を選ぶか、入浴後にすぐ清水で洗い流すと安心です。
草津独自の伝統入浴法で、湯長(ゆちょう)の号令に合わせて高温の湯に3分間浸かる湯治作法です。江戸時代から伝わるもので、「千代の湯」などで観光客向けの体験も行っています。
「大滝の湯」「御座之湯」などの有料日帰り入浴施設があります。地蔵の湯・白旗の湯・千代の湯・煮川の湯など無料の共同浴場も利用できます。「西の河原露天風呂」は広大な野天風呂として人気です。
強酸性泉は肌への刺激が強いため、小さなお子様は特に短時間(1〜2分)の入浴が推奨されます。混合泉タイプの「大滝の湯」はpHが低く比較的やさしいため、子連れの場合はまずそちらがおすすめです。
草津国際スキー場が温泉街から近く、スキー&温泉をセットで楽しめるのが冬の草津の最大の魅力です。雪見露天風呂、湯畑周辺の雪景色のライトアップ、スキーパック付きの宿など、冬ならではの体験が揃っています。
新宿バスタ(新宿高速バスターミナル)から直行の高速バスで草津温泉バスターミナルまで約3時間30分〜4時間が目安です(渋滞時は前後します)。高速バスは予約制で、シーズンは早めに満席になるため、旅行日程が決まったら早めにご確認ください。JRを利用する場合は長野原草津口駅からバスで約25分です。
はい、楽しめます。草津の泉質は強酸性のため小さなお子様は入浴時間に注意が必要ですが、混合泉タイプの「大滝の湯」は刺激が少なくおすすめです。「熱の湯」の湯もみショーや湯畑周辺の散策など、入浴しなくても楽しめる観光コンテンツも充実しています。